納豆汁
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/DSF9580-1540x1155.jpg)
納豆汁に欠かせない
名脇役、芋がら。
「ずいき」とも言う。
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/DSF9591-1540x1155.jpg)
この芋がら、里芋の茎からつくったもの。
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC03821-1540x1028.jpg)
里芋の茎を
カラカラになるまで干す。
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/DSF2523-1540x1155.jpg)
紫色の芋がらは、アクが少なく、
よりおいしいと言われている。
食べる前の処理も簡単。
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/MG_1768a-1540x1027.jpg)
山形県山形市にある
のぶさんの畑。
毎年、友人知人で行う芋煮会のために
里芋を植えている。
夫がつくる栄養たっぷりの土が
里芋に向いているようで
毎年、おいしいものが収穫できる。
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/MG_1794-1540x1027.jpg)
土を掘って収穫。
親芋のまわりに小芋がたくさん付いた
立派な里芋。
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/MG_1790-1540x1027.jpg)
その里芋の茎を切り離したもの。
この茎が、芋がらになる。
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/MG_1800-1540x1027.jpg)
外側の皮を剥いで
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC03737-1-1540x1028.jpg)
自然乾燥させる。
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/MG_1943-1540x1027.jpg)
ふんわりしたところと、
シャキッっという食感がある芋がら。
それがおいしい。
いろんな具材と煮込み・・・・・・
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/MG_1871-1540x1027.jpg)
すり鉢ですった納豆と味噌を入れ
![納豆汁](https://kategoto.com/wp-content/uploads/2021/10/MG_1966-1540x1027.jpg)
納豆汁が完成。
いろんな口当たりが混在する
元気になれる食べ物。
少し肌寒い日々を、
ほっとさせてくれる。
セリをたっぷりのせて召し上がれ!
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納豆汁
子どもも大人も大好きな具だくさんの汁もの。納豆は粒がなくなるまで、する(あたる)とぐっとおいしくなる。
⚫️材料(4人分) 具材の分量は好みで調節
・納豆 1.5パック
・里芋 350g
・芋がら 75g
・コンニャク 半分
・ごぼう 90g
・豆腐 半丁
・せり 1束
・にんじん 半分
・水 1.2リットル
・味噌 50g
・だし醤油 大さじ2
⚫️つくり方
1. 芋がらを、熱めのお湯に入れてもどす(30分ぐらい)。
上に皿を置くと効果的。
2. 芋がらはエグミが強いので、お湯を捨ててもう一度、お湯につける。(また30分ぐらい)
3. お湯を捨て、芋がらを洗って好みの大きさに切る。
4. その他の材料を切る。
ごぼうはささがき、にんじんは半月切り、コンニャクは一口大、せりは2~3センチの長さに。豆腐と里芋は食べやすい大きさに切る。
5. 固いもの、味をしみこませたいものの順番(ごぼう、コンニャク、里芋、にんじん、芋がら)で煮る。
6. アクが出たら取る。
7. すり鉢に納豆を入れ、すり鉢で粒がなくなるまでする(あたる)。
8. 納豆がなめらかになったら、味噌を入れてすりこぎでする。
9. 味噌がなじんだら、具材の茹で汁をすり鉢に入れる。
10. 鍋の具材が煮えたら、すり鉢の中身を鍋に入れる。
(すり鉢に残ったものは、鍋の煮汁を入れ、きれいにし、残らず鍋へ)。鍋が煮えたら、豆腐を加え、せりを盛り付けして完成。
教えてくれた人 / 渋谷のぶさん
寒河江市生まれ、山形市在住。山菜を使ったお惣菜や、おこわ、餅、笹巻きなどをつくって販売している。添加物をなるべく使わない、体に優しい味わいで農作物直売所で人気がある。
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